これって人見知り？話しかけるのが苦手な人の心理

こんにちは！

心理セラピストの　大咲けいこ　です。

先週、心理セラピーの練習のため

また仙台に行ってきました！

日々精進ですからね。

仲間達とあーでもないこーでもないと理解を深め

とても貴重で充実した時間を過ごしました。

夜はもちろん牛タン♪

美味しかった～♪

まだまだおいしそうなものがありそうな仙台。

今度はゆっくり観光したいですね～♪

＊＊＊

さて今日は、

こんなお悩みからご紹介しますね。

入社3年目のIさん。

Iさんは会社の上司に話かけるまでに

とても時間がかかってしまうそうです。

職場のお悩みって結構身近にありますよね。

こんなIさんの根っこの問題とは…？

はい、問題の原因はやはり幼少期。

Iさんは、両親にちゃんと話を

聞いてもらえてなかったのですね。

例えばこんな感じ。

・親に話しかけても空返事だった

・話をしても親が自分の話をかぶせてきて、

いつも最後まで聞いてもらえなかった

・話をしたら「そんな事も知らないの？」「馬鹿じゃないの？」

といつも揚げ足をとられていた

・親が支配的で会話をすればする程萎縮していた

・親が話の途中でTV等の別のことに夢中になっていた

・話をしているのに、親が途中から別の家族に話かけるなどして

話を中断させられてきた

・自分が思ったことを話すと親がどんどん不機嫌になった

・親が自分以外の人とは楽しそうに会話していた

Iさんは最初、

話しかけることはできていたのです。

でもその時にとても惨めで嫌な思いをしてきたのですね。

何度も何度も話を聞いてほしくて

わかってほしくて頑張ってみたけど

その願いは叶うことはありませんでした。

だからIさんは次第に話をすることをやめて

聞き役に徹していたのです。

そうしていれば、

聞いてもらえなかった

わかってもらえなかった

という怒りや悲しみを感じなくてすむから…

また聞き役でいれば

親に必要とされている感覚が得られたので、

親に話すら聞いてくれない価値のない自分を

見なくてすんでいたのですね。

更に別のパターンでは

私がきちんと話せなかったからだ

私の話がつまらないからだ

と自分を責めることで

親に聞いてもらえなかった

わかってもらえなかったという

絶望を見ないようにしている人もいます。

このような家庭環境で育つと

きっと周りの人達も私の話は聞いてくれない

きっと話をしたら惨めで嫌な思いをするだけだ

と、これ以上自分の心に傷つかないために

聞き役でいることが生きる術となってしまうのですね。

でも仕事という場面においては

聞き役だけではいられなくなります。

自ら発信したり提案したり意見交換したり、

自分を出すという場面が多くなります。

Iさんはそこで初めて

今まで無かったことにしてきた感情を

問題として感じる事となったのです。

上司に親を重ね(投影)、

話しかけたら嫌な思いをするだけだよ

と、脳からアラームを鳴り響かせては足を止め、

話かけても話が進まないようにと

無意識で頭を真っ白にして脳をロックさせていたのですね。

Iさんにとってはそれくらい腹立たしくも悲しい心の傷が

今でもくすぶり続けていたのです。

でもこのままでは

仕事にかなりの支障をきたしてしまいますよね。

Iさんは心理セラピーを通して、

話をきいてくれる人がいる

親身になってくれる人がいる

そして

話を通じて心と心が繋がる感覚を知る事ができました。

幼い頃に受けた心の傷は深く

すぐに行動を変える事が怖かったIさん。

でもセラピーで感じたその安心感が、

たとえ話かけて嫌な思いをしたとしても

自分から人を求め

自分を出していきたいと思えるようになり、

日常生活でも少しずつ行動を変化させ

成功体験を積まれているようです。

この成功体験の積み重ねが

人を信じる事にも繋がり

ふと、

あれ？そういえば私、自然と話しかけることができてるかも…！

という感覚の変化に気付くのです。

あなたもそんな気付きを体感してみませんか？

引き続きモニター様を募集中です。

興味のある方はお気軽にお問合せくださいね。

ではまた～！

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