後輩潰しの心理 ~後編~

こんにちわ!

札幌の心理セラピスト 大咲けいこ です。

 

先日リトリーブサイコセラピーの

仙台勉強会に参加するため、

弾丸で仙台へ行ってきました!

 

が、弾丸すぎて全然ゆっくりできませんでした…(TдT)

もっと仙台の人達とお話したかった…。

空港で仙台名物を買い

あっという間に戻ってきました。

グルメも堪能したかったな…

 

今度は計画的にリベンジしたいです!

写真は私の欲求です。(牛タンも食べたかったな…未完了…)

 

さて今日は前回のブログ『後輩潰しの心理』

続きをお伝えしますね。

後輩と良い関係で仕事をしたいのにできない

というお悩みでした。

後輩潰しの心理 ~前編~
こんにちは! 札幌の心理セラピスト 大咲けいこ です。 今は全国的に梅雨の季節ですね。 先日東京に行ってきたのですが、 飛行機を降りた途端、湿度高っっ!!て思いました。 北海道ではあまり梅雨がないので そのジメジメ感が新鮮でしたが、 あれが...

 

はい、Tさんの中で一体何が起きているのでしょうか?

 

あなたにもこんな感覚はありませんか?

・周りの人よりもできる自分でありたいと思う

・人に認められたり必要とされると安心する

・頑張ることをやめてしまったら人としてダメだと思う

・いつも誰かの役に立っていないと不安になる

・親切にされると恐縮して居心地が悪くなってしまう

 

そう、Tさんは今まで

頑張ることで自分の存在価値を高め、

自分の居場所を死守してきたのです。

 

『頑張ること』は良い事なのですが、

Tさんはその原動力が

恐怖になっているのですね。

 

つまり、誰よりも頑張って優れている自分じゃないと、

・私は恥ずかしい存在だ

・私は必要とされない無価値な人間だ

・ダメな自分は愛されない

・こんな私がここに居る資格がない

などの恐怖を感じてしまうので、

 

マグロのように

馬車馬のように

 

誰よりも

何よりも

優れている状態を保とうと

頑張り続けていたのでした。

 

なので、入ってきた後輩に対して

自分の仕事を教えれば教えるほど、

居場所や存在価値が

奪われていくような感覚になり、

いなくなればいいのに!と思ってしまったのですね。

 

実はこれも幼少期の家庭環境が

大きく影響している可能性があります。

 

よくあるのが、

弟や妹が産まれた時の

お兄ちゃん、お姉ちゃんの心境ですね。

 

弟や妹の誕生は、

旦那の愛人と一緒に暮らす事になった

本妻のストレスと同等だとも

どこかで読んだ気がします。

すごい例えですが…(笑)

 

もちろん全てではないですが、

それくらい、弟・妹の存在は

母親の愛情を奪う脅威の存在

になりうるのです。

 

弟や妹の誕生により、

お母さんとの時間が短くなってしまうのは

仕方のない事だと思います。

 

それでも後からでも

お母さんに安心させてもらえていたら

私は愛される存在なんだ

心に安心安全(愛着)の感覚が培われていくのですが、

 

例えばお母さんが、

・弟や妹ばかりを可愛がっていた

・いつもそっけなく目を合わせてくれなかった

・甘えようとした時あっちに行けと言われた

・近づいたらイライラされた

・共感してもらえず無関心だった

・常に不安定で暴言や暴力が凄かった

・男の子(女の子)が良かったと言われた

・お姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだからしっかりしてと言われた

等、お母さん自身に余裕がなかった場合、

 

なんとか愛されるためにあなたは、

 

お母さんの心の支えになって

お母さんの役に立って

お母さんの心理的な面倒を見て

お母さんの言う事に従って

お母さんの愚痴を聞いて

 

そうやってお母さんのために役立つ自分であれば

ここに居ることを許された

生きていていいと思えた

そんな感覚があったのではないでしょうか?

 

この時の未完了の想いが、

何もしないで愛されているように見えた弟・妹として

職場の後輩に投影されていたのですね。

 

この生き方は、

頑張り続けていないと安心できないという

とても矛盾した状態です。

そして、自分の居場所を脅かさないか

常に周りを監視していないと安心できない状態でもあります。

 

これって疲れますよね。。

 

若い時は体力もあるので頑張りがききますが、

 

この状態が10年20年と続き、

実際頑張れなくなってしまった時が、

先程の恐怖をありありと感じてしまう

そんな瞬間にもなってしまうのです。

ではもし、

頑張っても頑張らなくても安心という感覚が

手に入るとしたらどうでしょう?

誰かの役に立たなくてもここに居られる

心に安心感がある感覚

 

そうなんです。

この感覚はセラピーを通して

体感することができるのです。

 

私も最初はわかりませんでした。

 

あたたかさ?

なんですかそれは?

誰かの役に立たなくても、

何もしなくても愛されるなんて、

イヤイヤ、そんなはずないでしょ。

 

そんな風に思っていたのが、

セラピーで感覚的にわかるようになり、

それを自分の中で育てていく事も

出来るようになりました。

 

そう、これっ大人になってからも

感じられるし育むこともできるのです。

 

そしてこれは本当に感覚的なお話なので、

文章では中々お伝えしにくいのですが…

 

でも私は、このあたたかさを知ることができて

本当に良かったと思っています。

 

あたたかさで人と繋がる

そんな生き方を知る事ができました。

***

そうそう、Tさんですが、

セラピーを通して

頑張らないと居場所がなくなる恐怖が

私はそのままでも大丈夫という安心の感覚に変わり、

後輩との関係も少しずつ修復され

毎日が楽に過ごせるようになりましたよ。

 

信じられないかもしれませんが、

みなさんもぜひ体感しにいらしてくださいね。

ではまた~!

 

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