大丈夫なフリがやめられない理由

こんにちは!

心理セラピストの大咲けいこです。

 

東京ライフが始まって1か月ちょっと。

プチ旅行という事で奥多摩に行ってきました。

 

 

久々自然を堪能♡

心も体も緩まりました~

 

キレイ~♡

***

さて今日は

好きな人やパートナーや親友など

大切な人に本当は頼りたいのにのに

 

  • 大丈夫!大丈夫!と強がってしまう
  • 自分の弱みを見せられない
  • なんでも許してしまう
  • 相手の話ばかりを聞いてしまう
  • 一人で頑張ってしまう
  • 相手のお世話をしてしまう

 

…という

なんともないフリ・大丈夫なフリが

止められない心理について書いてみたいと思います。

 

大丈夫ってしてないと…

では目の前に

あなたにとっての大切な人がいることを

想像してみてください。

 

助けて欲しい

聞いて欲しい

 

そう言おうとした時の感覚を

感じてみてください。

 

急ブレーキがかかりませんか?

体がこわばりませんか?

心臓がバクバクしませんか?

 

そう、これってあなたの無意識が必死にそれを止めているのです。

 

なぜならあなたが頼ったその先に

感じたくない恐怖が隠れているからです。

 

あなたは以下のような事が起こることを

想像してはいませんか?

 

  • ウザいって思われそう
  • そんな人だと思わなかったって言われそう
  • 呆れられそう
  • 迷惑がられそう
  • 笑われそう
  • 拒絶されそう
  • 嫌がられそう
  • 困らせてしまいそう

 

そんなことが起こってしまったら

とても居たたまれない気持ちになり

 

そうしてあなたは

  • こんな事で頼ろうとする私が甘い
  • 私が弱いからこうなるんだ
  • もっとしっかりすべきなんだ
  • 私がダメなんだ

 

等々、自分を責めに責め

 

やっぱり頼っちゃダメだ

 

と、より自分を奮い立たせる…

ということを脳内シミュレーションしていませんか?

 

だからどんなに不安で心細くても

なんともないフリ・大丈夫なフリがやめられず

 

むしろ人のお世話ばかりをしてしまうのです。

 

けれども、、、

あなた自身は全然大丈夫じゃないですよね?

 

本当は助けて欲しい

どこかに掴まりたい

誰かに甘えたい

 

その気持ちを

ずっと押し殺してきたのではないでしょうか?

 

頼り方・甘え方がわからない

このような人は

「人に頼る」「人に甘える」という

発想がありません。

 

なので例えば

  • 「できな~い」と言って周りに何とかしてもらってる後輩
  • 「これやって~」「これ教えて~」とすぐに頼る人
  • ただただギャン泣きしている子供

 

なんかを見ると、無性に腹が立ったりします。

 

そう、あなたがやりたくても出来なかった事を

その人達は平然とやっているからです。

 

つまりは、あなたは小さな頃から

甘える事が出来ない環境だったのかもしれません。

 

例えば

  • 親にお兄ちゃん・お姉ちゃんだから我慢してと言われてきた
  • 親が仕事で忙しく甘えたい時にいなかった
  • 親に甘えたら困った顔や嫌な顔をされた
  • 親が怖いので近づけなかった
  • 親が他の兄弟ばかりを可愛がっていた
  • 不安定な親をむしろ支えてきた
  • 親に甘えたら笑われた・バカにされた

 

甘えたり駄々をこねたりする事は

親との信頼関係がないとできません。

 

むしろ、親との関わりが

否定・拒絶・無視・怒号だと

信頼関係はおろか

親に近づいたり欲求を出すこともできなくなります。

 

でも子供は

親に暖かい目で見てて欲しいし

駈け寄ったら抱きしめて欲しいし

親のぬくもりを感じて安心したいのです。

 

だから小さい頃のあなたは何度も挑戦したのだと思います。

 

でもその度に傷ついたのです。

これは子供にとって辛く絶望的なこと

 

だから、頼ることも甘えることも止めて

なんともないフリ・大丈夫なフリを

するしかなかったのです。

 

そうしないとあなたの心が保てないから。

 

でもですよ、、

いま実際に目の前にいる人は幼い頃の親ですか?

って言ったら違いますよね。

 

現実的にはパートナーだったり好きな人だったり

親友だったりいろいろだと思います。

 

そう、目の前の人は親ではないのに

どうせ傷つくと妄想して

甘えたり頼ることを止めているのはあなた自身なのです。

 

なぜかというと

今現在でも得られるメリットがあるからです。

 

解決はなにか?

まず、なんともないフリ・大丈夫なフリをしていれば

何も起こりません。

なので傷つくこともありません。

 

その他にも

  • できる自分・いい自分でいられる
  • 人の役に立つことで自分の価値を感じられる
  • 人に嫌われないので居場所がある
  • 見捨てられずにすむ
  • その場の平和が保たれる

などでしょうか?

 

そう、どうせ傷つくという親への恐怖を持ち続けていれば

良いことがいっぱいなのです。

 

でも、大丈夫を装っているからずっと苦しいですよね。

 

そして、頼りたい・甘えたいという本音を隠しているので

大切な人と表面上の関係しか築けません。

 

更にこれが続くと

あなたはずーーーっとお世話だけして

ずーーーっと不安や寂しさをひた隠しにしないといけないのです。

 

これ、続けたいですか?

 

確かに幼少期の悲しみや絶望を感じる恐怖は

感覚として残っています。

 

親なのになんで!?というような激しい怒りも

たくさん溜まっていると思います。

 

ここは心理セラピーを通して癒していくことは可能です。

 

でもセラピーを受けたからといって

無敵な自分になるわけではないし

相手が変わるわけでもありません。

 

メリットを手放して

助けて欲しい

聞いて欲しい

と自分の気持ちに正直に生きたら

 

親と同じような反応をされて傷つくリスクもあるのです。

 

そのリスクを負ってでも

大切な人とどんな繋がりを持ちたいか?

どんな自分でありたいか?

 

このような自分を主体にした生き方を

模索することが大切だと私は思います。

 

生き方を変えるカギは

どんな時もあなたが握っていますよ。

 

ではまた~!

 

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