後輩潰しの心理 ~前編~

こんにちは!

 

札幌の心理セラピスト 大咲けいこ です。

 

今は全国的に梅雨の季節ですね。

先日東京に行ってきたのですが、

飛行機を降りた途端、湿度高っっ!!て思いました。

 

北海道ではあまり梅雨がないので

そのジメジメ感が新鮮でしたが、

あれが長く続くと思うと

ちょっと憂鬱になりますね…。

ジメジメ~

 

さて今日は、後輩潰しの心理についてです。

 

後輩潰し…怖い言葉ですね(^^;)

 

潰すまではいかないまでも、

ちょっとわかるかも…という方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

入社5年目のTさん。

彼女は職場の人間関係で悩んでいました。

 

入社当時からずっと頑張ってきたTさん。

 

仕事にもだいぶ慣れ、

ある程度の責任のある仕事も任されるようになり、

その度に評価も上がってきました。

 

Tさんにとって残業は多いけれど

充実した毎日を過ごしていました。

 

そんなある日のこと。

上司からこんな報告がありました。

 

「人を一人雇うから。」と。

 

多忙なTさんの負荷を軽減するため、

そして会社としてのリスクを低減するため

2人体制にするとの事でした。

 

本来であれば喜ばしい事。

仕事を分け合う事ができるし、

そうなれば残業も減るでしょう。

 

それなのにTさんの心はザワザワザワ…

『入ってこなくていいのに…』

なんて事を考えていました。

 

ですがとうとう

Tさんにとって直属の後輩にあたる

Aさんが入社してきました。

 

Tさんは気乗りしないながらも、

Aさんに仕事を教えていました。

 

そしてこのAさん。

とても優秀な人だったのです。

 

どんどん仕事を覚えていくAさんの姿を見ては

次第にこんな気持ちになってきました。

 

『もう教えたくない。』

 

でも立場上は教えないといけない…。

 

そこでTさんは

最小限の事しか教えないようにしました。

 

もちろんAさんはわからない事だらけ。

何度もTさんに質問をしました。

 

そうやって質問してくる姿を見ながら、

Tさんの胸の内は焦燥感と優越感でいっぱいでした。

 

でもこのAさん。

何度も言いますが優秀な人なのです。

故にますます仕事を覚えていきました。

 

上司から

「Aさんは仕事を覚えるのが早いね」

と褒められている姿や、

周りの人達にも信頼されていく姿を見ては

Tさんは次第にこう思うようになります。

 

『いなくなればいいのに…!』

 

後輩の成長を喜べない自分に自己嫌悪しながらも、

今度は小言を言うようになってしまいました。

 

「それ1回言ったよね?」

「調べたらわかるよね」

「少しは自分の頭で考えて」

 

そんな経緯もあり、

Aさんとの関係はギクシャク。

 

せっかくフォローし合う間柄なのに

彼女に仕事を任せる事すら嫌になってしまいました。

 

このままでは良くない。

Tさんはそう思って

セラピーの門をたたいたのでした。

仲間同士でギクシャクするのは辛いですよね。

本当は仲良くしたい。

気持ちよく仕事がしたい。

頭ではわかっているのにどうしてもできない。

そんなお悩みを持つTさんに

こう質問しました。

 

「ではAさんがTさんよりも

仕事を出来るようになってしまったら何を感じますか?」

 

Tさんはこう答えました。

 

「私は仕事をやめると思います。」

 

一体何か起こっているのでしょうか…?

長くなるので続きは次回のブログでお話ししますね!

 

ではまた~!

 

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