察し上手は世渡り上手?

こんにちわ!

札幌の心理セラピスト 大咲けいこ です。

 

札幌は最近だいぶ暖かくなってきました。

ちょっと蒸している日もあります。

 

私は地味に釣りガール(って歳でもないけどw)なので

こう暖かくなるとウズウズします。

 

あ,渓流釣りなので,密は避けられますのでご安心を!

 

川の音を聞いているだけでも

すごく癒されるのですよね~♪

 

有給とって行こうかと今から企み中です。( ̄▽ ̄)

いつぞやの渓相

はあぁキレイ…癒されたい…

 

***

 

さてさて今日は「察し上手は世渡り上手なのか?」について

書いてみたいと思います。

察し上手さんの特徴

 

日本には「察する文化」があると言われていますよね。

 

周りの状況を観察し

何を求めているかを察して

先回りして動く。

 

「目配り・気配り・心配り」という言葉も

接客業界や新人トレーニングでよく使われていたりしますよね。

 

またこのような能力が高い人は

様々な人間関係においても重宝されることが多く

優しい人

気が利く人

素敵な人

など周囲からの評価も高くなります。

 

そう,これが

無理なく自然とできているのなら

なんの問題もありません。

 

そうではなく

 

周りの空気感

人々の変化

場の雰囲気

言葉の裏側

 

それら全てを推し量り最適な行動を選ぶ。

 

これをあらゆる場面でやっている人も

いるのではないでしょうか?

 

そう,だからとても疲れるのです。

でもやめられない。

 

毎日グッタリして

だんだんと人がいる場所に行くことや

人と関わることが億劫になってしまったり。

 

そんな毎日クタクタになりながらも

察することをやめられない人は

一体何が起こっているのでしょうか?

 

察し上手さんが得ていること

 

このような人が

 

場の空気感

人々の変化

周りの雰囲気

言葉の裏側

 

これら全て推し量ることをやめてしまったら

きっとこんな感覚になるのではないでしょうか?

 

・周りが困る

・周りがバラバラになる

・周りに白い目で見られる

・周りから冷たい人って思われる

・周りに「あなたが何とかしてよ」って言われている気がする

 

それでも突っぱねていたら

 

・周りの人に嫌われる

・周りの人から攻撃される

・周りの人が離れていく

 

そうなってしまったら

もうここには居られない。

 

こんな居てもたってもいられない感覚,

小さい頃から身に覚えはありませんか?

 

あなたはもしかしたら

ずっと家族の調和を保ってきたのではないでしょうか?

 

・不安定な両親を不安にさせないようにしてきた

・かわいそうな親をずっと支えてきた

・長男だから,長女だからとずっと頼りにされてきた

・大変な兄弟がいたので自分は迷惑をかけないイイコでいた

・親の幼児性が強いため自分がしっかりしなきゃ!と思っていた

 

ずーーーっと家族を見張り,察して,

あなたが家族の重石のような存在になっていたのかもしれません。

 

そうやって家を支え

家族のカタチを保っていれば生きていけた。

親も喜んでくれるし役にも立てる。

 

そうしていれば

家族の一員として自分を感じることもできる。

 

なので逆に,あなたが家族の重石をやめてしまうことは

家族というカタチが保てなくなることでもあるのですね。

 

不安定でかわいそうな親が死んでしまうかもしれない。

家族みんなが困ってしまうかもしれない。

家がバラバラになってしまうかもしれない。

 

そうなったら

自分はどこへ行けばいいのか

どうやって生きればいいのか

 

そんな所在ない恐怖を感じてしまうのです。

 

だから自ら重石となって

家族の調和を保つ役割を自分から選んでしまったのです。

 

親との関わりから学ぶこと

 

子供の頃の親との関わり方は

それがベースとなってその後の人生に大きく影響します。

 

ましてそこに恐怖が隠れている限り

その方法しか選べなくなってしまうのです。

 

今回の例で言うと

家族の調和を図っていないと

自分の居場所がなくなってしまう恐怖ですね。

 

そしてその恐怖を隠すために

必ずメリットが存在します。

 

居場所がある

家族の一員として自分を感じられる

親にも喜んでもらえる

 

などでしょうか。

 

そうやって小さい頃は

自分で生きる術を見出していたのですね。

 

でもちょっと待って。

 

あなたは重石のままなのです。

そこから一歩も動くことができないのです。

 

風のように自由に動きたい気持ち

ありのままに自分を表現したい気持ち

 

人としてあって当然の感情すら自ら封印したまま

生きることをしてしまっているのです。

 

そう、これって自分を殺しながら生きていることでもあるのです。

 

これ、続けたいですか?

これからの生き方

 

子供の頃は自分を殺していないと

生きていけなかったかもしれません。

 

しかし今,あなたはもう大人です。

どんな繋がりも自分で選ぶ力があるハズです。

 

調和を図る重石役を自分から担って

いまだに「疲れた~」って言っているのは自分なのです。

チーン…

 

確かに相手や周りを察して調和を図っていれば

優しい人

気が利く人

素敵な人

こんな『いい自分』でいられるのも事実。

 

そう、メリットいっぱいなんです。

でも自分を殺してもいるのです。

 

『いい自分』をやめてしまったら

色々言ってくる人もいるかもしれない。

嫌われたり攻撃する人もいるかもしれない。

 

それでも、そんな生き方を変えたいと思うのであれば

心理セラピーがお役に立てるかもしれません。

 

察したい時には察するし

自分を大切にしたい時は自分を大切にする。

 

家族だけではなく

あなた自身の調和を何より大切にした生き方。

こんな生き方を選べたらいいと思いませんか?

 

あなたはこれから人とどう関わっていきたいですか?

ではまた~!

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