みなさんこんにちわ!
心理セラピストの大咲けいこです。
先日、映画『ボヘミアンラプソディー』を観に行ってきました。
音楽はさることながら、フレディの心情がストーリーではとても丁寧に描かれており、
共感できる部分もたくさんありました。
そしてライブエイドのシーンで、ボヘミアンラプソディーの曲が流れてきた時には、
私の涙もだーだー流れておりました。
もう一度観たいと思える作品でした。
まだの方は是非!音響設備が整った映画館で観ることをお勧めします!!
さて今日は、相手が望む言葉を言いたくなる心理についてです。
気のきいたことを言いたい。
相手が最も望む言葉。
例えば人と会話している時、自分の言葉で相手が賛同したり喜んでもらえたら安心し、
逆に反論されたり自分が思い描いたような反応じゃなかった時は
「どうしよう!間違えてしまった!!!」と強烈に焦る。
間違えた場面を振り返っては、
・ああ言えばよかった。
・ああ言ってたのになんでわかってあげられなかったんだろう。
・自分の共感能力が無さすぎる。
・理解力がないんだ。
・私って頭悪すぎる。
と自分責めの繰り返し。。
相手に意識を向け、相手が望む言葉を察して、言葉を発する。
これは私が昔やっていたコミュニケーション方法でした。
でもね、
相手が本当に望んでいる言葉を、他人が100%理解できるものなのでしょうか?
そもそも相手はその言葉を望んでいるのでしょうか?
そして、あなたの心から発する言葉はどこへいったのでしょうか?
このような感覚に身に覚えがある場合、
もしかしたらあなたは小さい頃から、
・お母さん(お父さん)がかわいそうで元気づけていた。
・両親が不仲で家庭内のバランスをとっていた。
・自分の言葉を口にしたとき、共感してもらえなかった。
・両親の意見にそぐわないと怒鳴られたり無視されてきた。
・親の理想を押し付けられてきた。
・親の機嫌を損ねないように顔色を伺っていた
・親の話を聞けば親が喜んでくれた
ということをしてきたかもしれません。
自分の気持ちよりも、お母さん(お父さん)に気を使い、
お母さん(お父さん)の望む言葉を探し続けることであなたは、
親に喜んでもらえるように、
自分が傷づかないように、
家族がバラバラにならないように、
自分が親に必要とされるように、
自分で自分を守ってきたのです。
そう、これは、
人に喜んでもらえたらここにいていい
人に役に立っていれば生きていていい
人に必要とされ続けるためには相手を支え慰め続けるしかない
そして裏を返せば、
なんの役にも立たないわたしは死ぬしかない
という強烈な認知の歪みを抱いている状態なのです。
この状態がずっと続くと、
人の役に立つためにずっと誰かのお世話をし続け、
どんなに理不尽な扱いを受けても文句も言わず従い、
常に自分を下にして相手の様子を伺い続ける人生になってしまいます。
こうやって人の役に立っていれば、
そこにいていい=生きていていい
という許可がもらえているような気がしてやめられないんです。
たとえそれがどんなに苦痛な状況でも。
でも大丈夫。
小さい頃、お母さん(お父さん)の役に立ち続けることを決めた背景には、
必ずその時に感じていた感情があります。
親に見捨てられるような底知れぬ恐怖、無視され怒鳴られた時に感じた怖さ、
話を聞いてもらえなかった虚しさ・・・など、
この最も感じたくない感情をセラピーを通して丁寧に導き出し、
本当は怖かった、本当はこうして欲しかったという当時の想いを
あなた自身が認め、受け止めてあげることが解決への第一歩です。
私自身がセラピーを通して人の役に立ち続けることをやめ、
とても生きやすくなった一人です。
今では自分の心からの言葉を伝えられるようになりました。
本当に仲良くしたい・心を通わせたい大好きな人とは、
自分の言葉を伝え合う関係でいたいと思いませんか?
あなたの心から発する言葉は、あなたの力で取り戻すことができますよ。
いきなりセラピーはハードルが高くてちょっと不安…という方は、
電話カウンセリングからでもお試しくださいね!
ではまた~!!