こんにちわ!
リトリーブサイコセラピーの
心理セラピスト 大咲けいこです。
少し前ですが、
映画版『すみっコぐらし』をレンタルしました。
この映画はSNSで
泣けるや逆詐欺映画とまで言われていたので
その真相を確かめようと手に取りました。
すみっコぐらしは
心理セラピーを受けられた方は馴染みがあるかと思います。
この子ですね↓
いつぞやのお風呂(という名のお洗濯)に入れた時の写真w
キャラクターは他にもいます。
私、映画で泣く事があまりないのですが
久々泣きました。
観終わった後はあたたかさと切なさとやるせなさで
しばらくボーっとしていました。
なんでしょう。
人生そのものだったんですよ。
というわけで
今日は私の感想を書きたいと思います。
(※若干ネタバレを含むのでご注意ください。)
人生に想定外はつきもの
まず、すみっコ達はみんなそれぞれ
何かしらの悩みやコンプレックスを抱えています。
そしてみんな
真ん中よりも隅っこが好き。
この設定がなんていうか
遠慮がちな今の日本人を
彷彿とさせるなぁと思いました(;’∀’)
そんなすみっコ達は物語の中で
悩みやコンプレックスを抱えながらも
その場面場面で奮闘します。
これは私達も同じですよね。
そして物語の終盤、
自分達の力ではどうにもできないことに直面します。
これも人生にはよくあることですよね。
災害やリストラ、倒産、大切な人との死別・別れなどでしょうか。
これはもう現実を受け入れるしかないですよね。
ちなみに私はこのあたりから涙腺崩壊しました。
(完全に子供に戻ってましたw)
そして物語は更にもう一段階違う展開になるのですが
この行動は自分にできるかなぁって正直考えさせられました。
どんな行動かと言うと
なんの見返りも求めず
相手のためだけに
与えられた環境で
今の自分ができることを一生懸命やる
というものです。
無償の愛とは何なのか?
頭ではどんなに相手のため…と思っていても
どこか見返りをめてしまうのが人間。
・だから認めてね
・だから必要としてね
・だから見捨てないでね
・だから大切にしてね、愛してね
・だから恩を感じてね
本当に純粋にって中々難しいと思うんです。
また映画の中でのすみっコ達は
自分が頑張れば…とか
自分が我慢すれば…というような
自己犠牲でもないんです。
自分がしたいからする。
とてもシンプルなんです。
まさに無償の愛ですよね。
そして最後に
無償の愛を与えられた側は
幸せな方向へ向かうのですが
与えた側はというと
何も変わっていないのです。
最後の最後で
その極致を観ることになるのですが
相手が幸せならそれでいい
これなんです。
観る側からすれば最初
それって可哀想!切なすぎ!とも思ったのですが
だんだんと本人にとっては
それが幸せなんだろうなと思いました。
幸せは他人が決めるものではないから。
見返りを求める心の裏側
別に見返りを求めることが悪いわけではないし
常に無償の愛で人と接しなければいけないわけでもありません。
完璧な人間なんていないから。
ただそれを求めるあまり
「こんなにしてあげてるのに!!」と怒りを爆発させてしまったり
ストレスを溜めながらも頑張り続けたり
相手の言いなりになってしまうのは問題ですよね。
このような人達が
見返りを求めていた相手はきっと親。
自分を犠牲にしてでも
親からの愛情をもらおうとしていた
不安や恐怖でいっぱいの小さいあなたが
今もいるってことなんです。
また逆に親から
見返りを求められていた人もいますよね。
・だから認めてね
・だから必要としてね
・だから見捨てないでね
・だから大切にしてね、愛してね
・だから恩を感じてね
これは子供にとっては重たいですよね。。
まさに親子逆転です。
でも、そうしなければいけなかった恐怖もあると思うのです。
これらのケースは心理セラピーがお役に立てると思います。
さて、つらつらと感想を書きましたがまとめです。
『無償の愛』と書くと壮大に感じますが
相手のために一生懸命になる心って
改めて大切だなって感じました。
日々の生活に忙殺されて疎かになりがちですが
私は自分の大切な人達へはそうありたいし
それをセラピーにも活かしたいと思いました。
日々研鑽ですね!
というわけで、
映画版すみっコぐらしに興味が出た方は一度観てみてくださいね!
ではまた~!
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