自分を大切にするってどういうこと?

こんにちわ!

札幌の心理セラピスト 大咲けいこ です。

 

最近、頸椎の椎間板ヘルニアネタばかりですが、

先日病院に行ってきました。

 

まだ痛みも痺れもある旨を伝えたところ、

「う~ん、そろそろ手術も視野にいれないとね」

と言われてしまいましたーーー!!!(T T)

 

全身麻酔で首の前からメスを入れるんだそうです。

出血は10ccくらい。

椎間板を取ってそこに人工の何かを入れる。

 

力が抜けました…

 

ちょっとゴネてw、

もう少しだけ猶予をいただきました。

手術は嫌だっ…!

 

これから師走の忙しい時期。

みなさんもご自身の体は常に気にかけて

大切にしてくださいね。

 

ただの趣味っす…ワンコはかわえぇ…(*´∀`)

自分を大切にするってナニ?

さて今日は、そんな自分を大切にというお話から

それがよくわからないAさんの悩みを踏まえて

お伝えしていきたいと思います。

 

(Aさん、30代独身)

部屋が片づけられないんです。

あと自炊もする気も起きなくて…。

勢いで片づけてもすぐに戻ってしまったり、

自炊もしたいのに面倒になって

結局買ったものを腐らせてしまったりで…。

食事も適当だから体調も悪くなる一方で、

だからこそ自分を大切にしたいと思うのですが

どうも腰が重くて…。

 

では部屋もキレイで自炊もできている状況に

身を置いたら何を感じますか?

と聞くと、

 

Aさんは最初、

いい感覚と言っていたのですが、

次第に「居心地が悪い」と言いました。

 

心地よい環境に身を置くと居心地が悪くなる

 

というなんとも矛盾したものがでてきました。

 

このパターンを持つ人は

他にもこのような悩みを抱えていたりします。

 

・結婚したいのにできない

・自分が望む人生を歩みたいのに踏み出せない

・パートナーと幸せになりたいのに関係を切ってしまう

・仕事がいつも激務

・楽しんだ後に罪悪感を感じる

・楽しんでる人を見ると冷めてしまう

・いつの間にか予定でいっぱいになる

 

本来なら望む未来や

心地よい環境に居たいはずなのに

なぜかそうじゃない方へ向かってしまうのですね。

一体なぜそうしてしまうのでしょうか?

自分を満たさないでいるメリットとは?

このような人がもし、

自分を満たして幸せになってしまったら、

 

・「私だけごめんなさい」と申し訳なくなる

・幸せなハズなのに孤独を感じる

・なぜかわからないけどソワソワする

・どうせ長くは続かないと思ってしまう

・無気力で何もしたくなくなる

などの、良くない感覚が沸き上がってしまうのです。

 

だから幸せを受け取らないでいたり、

万一受け取ってしまっても

自ら手放してしまったりするのですね。

 

『私は幸せになってはいけない』

これが前提になっているのです。

 

これを持たざるを得なくなったのには

必ず理由があります。

 

それはきっと幼い頃に培われたもの。

例えば、

・親が楽しんでいる姿を見たことがなく不幸そうだった

・親が離婚しており苦労する姿を見てきた

・家族の中に病気や障害を抱えた人がいた

・家が貧乏で迷惑をかけないように暮らしていた

・楽しんでいたら、調子に乗るな!と怒鳴られた

・自分を素直に表現したらイライラされたり無視された

など、このような状況だとしたら、どうでしょう?

 

楽しい・嬉しいというポジティブな感情を

感じて表現することができたでしょうか?

 

はい、できませんよね。

 

それを感じて表現してしまったら、

・親に迷惑がかかる

・親から暴言や暴力を受ける

・親に無視されて傷つく

 

まして自分だけが幸せになってしまったら

・家族から仲間外れになる

・親から見放されて一人ぼっち

 

という、子供にとっては

ぬほどの恐怖を感じてしまうのです。

なので

幸せを求める=良くないことが起こる

という歪んだ認知が出来上がってしまい、

自らを損ね続けてしまうのですね。

 

すべて無意識下で…

怖いですよね…

子供が思う親への愛情はいたって純粋

子供は親のことが大好きなので

不幸で大変な親のために大人並みに空気を読んで

 

パパとママが楽になれるように

パパとママに笑ってもらえるように

大好きな家族が、みんな幸せになって欲しくて

 

親を、家族を支えようと奔走します。

みんなが幸せで笑い合える、そんな家族を夢見て。

でも、大好きな家族は不幸なまま。

 

笑ってよ

幸せになってよ

一緒に幸せになろうよ

 

じゃないと、

自分だけ幸せになんてなれないよ

 

そう、自分だけが幸せになることは、

親を見捨てるこ

そして孤独になること

 

だから、不幸な親のそばにいて

親が変わるとを期待していた方が

安心安全となってしまうのですね。

 

ただそんな人生がこの先

10年…20年…と続いたらどうでしょう?

 

そして親というものは

特別なことがない限り自分よりも先に死にます。

 

親がいなくなった世界を目の当たりにしたとき

あなたはどんな気持ちになるのでしょう?

 

そう、親の幸せのためだけに生きてきた人にとっては、

親のためという生きる原動力がなくなってしまうと

無気力や死にたくなる衝動に駆られる可能性もあるのです。

解決への道筋

このループから抜け出すにはまず、

 

幸せを手にした時に感じる恐怖

不幸でい続ける親に対する怒り

一緒に幸せになりたかったという絶望と諦め

自分の幸せを喜んで欲しかったという悲しみ

 

など、原家族で感じていた恐怖を解放し、

 

純粋に幸せを求めてもいい

人と心地よい感覚でつながっていい

よい感情を感じて表現しても怖いことは起こらない

私は幸せになっていい

自分が幸せになることは親を見捨てることじゃない

幸せはなくなったりしない

 

という感覚を、

あたたかさと共に置き換えていくことです。

子供の頃に感じていた感覚なんて

覚えていないという方もいるかと思いますが、

 

心理セラピーでは、様々な技法を使って

普段では感じられない感情や感覚を取り扱います。

 

このあたたかい感覚が腑に落ちると、

自然と身体も緩み恐怖も薄まっていきます。

 

またこのあたたかい感覚は

これから生きていく上で心の土台にもなります。

そう、愛着というものですね。

 

こういった悩みを抱えている方達は

共通してこの『あたたかい感覚』がないのです。

だから不安で仕方ないのです。

はい、私もそうでした。

 

この心の土台・愛着は、

本来は幼い頃に養育者(家庭や家族)との間で

培われるものですが、

大人になってからでも培うことができるのです。

 

この土台を大切に育んでいくと

今までは怖くて怖くて仕方なかったことが

 

怖くても大丈夫かも

 

という感覚に変わってゆきます。

 

その時に少しずつでも

行動を変えていくことができれば、

今までとは違った未来へと進むことも出来るのです。

 

もう自分を損ねる人生は終わりにしませんか?

心地良いところに自分を置いてあげたいと思いませんか?

 

あなたを幸せにできるのは

あなただけですよ。

ではまた~♪

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