RPGの勇者に思う ~役割という生き方~

こんにちは!
札幌の心理セラピストの大咲けいこです。

4月ですね!
もう1年の1/4が終わってしまったという事ですよね。
時が経つのは本当に早い…!

そして新元号が発表されましたね。

『令和』

昭和から平成の時とは違って、
国民全体が喪に服すことなく、
明るいかたちで迎えられるのは
喜ばしいことですよね。

平成最後の月、
依然と慌ただしい時期ではありますが、
皆様も体調など崩されないようご自愛くださいね。

さてさて今日のテーマは、
『RPGの勇者』について書いてみたいと思います。

RPGというのは、
ロールプレイングゲームの事です。

私は昔からドラクエやFF(ファイナルファンタジー)などの
RPGゲームが大好きでした。
睡眠時間を削り、
ひたすらやりこんでいましたね。

今はほとんどプレイしなくなったものの、
当時RPGをしながら思っていたことがあります。

それは、

『私もこの世界の中に入ることができたらいいのに』

もしくは、

『この現実世界がゲームのような世界になればいいのに』

と…。


私もこの世界に入り……

もちろん無理なのですが(笑)

ただ何となくゲームをしながら、
何度も思っていたのです。

心理を学んだ今だからこそ、
当時の私の心境を読み解いてみると、
私はきっと誰かに認めて欲しかったのだと思います。

「勇者よ。竜王を倒し、その手から光の玉を取り戻してくれ。」

というセリフを聞いて、
いいなぁ…、勇者は竜王を倒しさえすれば、
みんなに感謝されて認められるんだ。
…と。

逆を言えば、私はこの現実世界で、
自分の生きる価値や目的を
見いだせずにいたのですね。

このようなかたちで、
ネットやゲームに依存してしまう人も増えていますが、
その話はまた後日ということで、
今日はこの勇者について考えてみたいと思います。

この勇者、よく考えると、
ちょっと気の毒だと思いませんか?

勇者は、生まれながらに、
竜王を倒すという生き方が決められているのですよね。
もちろんゲームの設定上は当たり前なのですが…

でもこれと似たようなことが、
現実世界でも今だにあることをご存知ですが?

例えば、

・お前は長男だから、この家を継ぐんだぞ

・お前は長男じゃないから、いずれはこの家から出ていくんだぞ

・お前は女だから、いずれはこの家から出ていくんだぞ


・あなたは娘だから、私たち(親)の介護はよろしくね


・お前は一人っ子だし、墓を絶やすんじゃないぞ

この任務を全うしたら、
認めるよ、
感謝するよ、
ここに居ていいよ、
優遇するよ。

そうじゃなかったら、
認めないよ、
居場所はないよ、
がっかりするよ、
選択肢はないよ。

そうやって生まれながらに役割を担わされ、
この生き方しか許されない人たちが
いまだに多くいらっしゃいます。

跡継ぎ、長男優遇などもそうですね。

親からの何かしらの役割を
小さい頃から無意識のうちに受け取り、
そうじゃない生き方を選ぼうとしても、
罪悪感があって動けない。

こんな感覚に身に覚えがある人は、
もしかしたらこのような事に馴染みはありませんか?

・「子供は親の面倒を見るのが当たり前だ」と言われてきた

・親の言う通りにすれば褒めてもらえた


・親による暴力や暴言が強く従うしかなかった


・親が過保護・過干渉なので言いなりだった


・家の跡継ぎとして親の期待を一身に背負い喜ばせていた


・親のお世話をしてきた(長男・長女に多い)

・病弱な家族(うつ・障害・難病)のサポートをしていた

親の望むことだけを全うするために、
自分の欲求を抑圧し、
自分が望む生き方を諦め、
頭を真っ白にさせて親の言いなりになり、
それがいつしか自分の生きがいとなっていく。

そうすれば、

・親に認めてもらえる

・家の中に自分の居場所がある

・一人にならなくていい


・親の役に立つことで価値を感じられる


・親が感謝してくれる


・なんでも優遇してくれる


・親の言いなりでいれば自分に責任はない


・金銭的に困らない

など良いことがいっぱいあったのではないでしょうか?

あなたは嫌なんだけど、
どこかでこの状態を受け入れていませんか?

ただこれを続けていくと、
日常生活において弊害となって
表面化する可
能性があります。

例えば、

・誰かの指示がないと不安で動けない

・人に意見を求められても何も浮かんでこない

・自分の考えに自信が持てず常に間違っているのではないかと思ってしまう


・自分の意志がないので、人の言いなりになり利用されてしまう


・周りの人の期待に応え続け、自分を疎かにしてしまう


・自分の感情がわからなくなり、人と共感することができない

などなど…。

あなたはもしかしたら、
自分じゃない誰か(主に親)のための生き方を遂行するために、
自分の感情や欲求を封印してきた
のではないでしょうか?

何度かお伝えしていますが、
封印した感情はなくなりません。
またそれを押さえるには膨大なパワーを要します。

なので、この状態がずっと続くと、
いずれはパワー不足に陥り、
最終的にはうつや心身症、依存症、摂食障害などを
引き起こしてしまうかもしれません。

あなたは今の人生に違和感を感じてはいませんか?

もし何かを感じた場合、
今の人生が親を喜ばせるためのものなのか、
それとも自分自身のものなのかを
しっかりと内観することが大切です。

そしてもし、親を喜ばせるための人生であった場合、
それをこれからも続けるのか
手放すのかを葛藤することが重要です。

先ほど述べたように、
親を喜ばせるための人生を生きていれば、
良いことがたくさんあります。

それを手放すと、

・親に認めてもらえなくなる恐怖

・自分の居場所がなくなる恐怖

・一人になる恐怖


・親の役に立たない無価値な自分を感じる恐怖


・自分で責任を負う恐怖


・金銭的な恐怖

など、これらの死ぬほど怖い恐怖を
感じてしまうかもしれないのです。

なので、
親を喜ばせるための人生を
手放すと決めることは、

相当な覚悟と決意が必要になります。

そう、怖いですよね。
覚悟なんてできないって思ってしまいますよね。

でも、その怖いを感じながらでも、
あなたがあなた自身の人生を生きたいと思ったのであれば、
まずはそこに向き合うことが大きな一歩です。

長年培ってきた生き方ですから、
すぐに手放すことは難しいかもしれません。
葛藤と悶絶を繰り返すこともあるでしょう。

それでも、あなたが自分自身のことを諦めさえしなければ、
自分の人生を生きられる日がきっと来るはずです。

心理セラピーを通して、
時間をかけてでも取り戻しに行きませんか?

ちなみに今の私は、
RPGの世界に入りたいとは全く思っていません(笑)

ゲームは楽しいですが、
自分の人生を生きる事が
なにより楽しいと思えるようになりましたよ^^

ではまた~!

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